理事長よりご挨拶(第14期定時総会)
日頃より、当会の運営にあたりましてご理解を賜り誠に有難うございます。
今回の定時総会は来賓の方々にご出席頂き、3年振りに通常通り開催する運びとなりました。
3年目となる新型コロナウイルス感染症はウイルスの変異により、現在第8波が押し寄せ、
依然として終息が見えない状況が続いていますが、初期の行動規制も緩和され、社会活動
との両立を図りながらの令和4年となりました。
ロシアのウクライナ侵攻を契機に原材料・燃料の不足と価格高騰が一気に進んだほか、
為替レートも昨年10月に150円台になるなど、歴史的な円安にも直面しました。
ほんの少しまで誰もが考えもしなかった出来事が、次々と起きた昨年の事を考えると、
変化が激しすぎて先が見通せない複雑な時代に入りました。
今までのやり方や考え方にこだわるのではなく、変化に対応する柔軟性と行動力を備えることが
重要であると考えさせられた1年です。
令和4年度(第13期)は昨年2月25日に定時総会を開催し、承認頂いた事業計画に
従い、規模縮小ながらも前向きに事業活動を図る事が出来たと思っております。
下期には期末段階の収支予測を立てながら、令和2年度以来の会費減免も実施しました。
本日の総会にあたり、これから審議して頂く令和5年度事業計画(案)については、3年間の
コロナ禍によって今後も開催が難しい事業等の見直し、各専門委員会の事業構成のバランス化、
インボイス制度、石綿に関する法令改正に伴う事前調査が義務化される等、当会として取組みが
出来る内容を計画させて頂きました。
最後になりますが、引き続き、皆様方のご指導とご協力の程宜しくお願い申し上げると共に、
会員企業様の益々のご健勝とご多幸を祈念申し上げます。
令和5年2月17日
一般社団法人
宮城県冷凍空調設備工業会
理事長 石川 佳洋
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